部門展示室
考古
展示室リニューアル「よみがえる会津大塚山古墳」(6/29から)

 

会津大塚山古墳出土 三角縁神獣鏡(会津若松市教育委員会蔵、当館寄託)

 会津若松市街地東部、一箕町の住宅地の中に小高い山があります。墓地公園となっている山の頂上にあるのが、国史跡「会津大塚山古墳」です。
 1964年に発掘調査が行われ、三角縁神獣鏡をはじめ多くの副葬品が発見されました。その成果は、当時の東北地方に対する歴史認識を根底から覆すものとなりました。
 この大きな衝撃を与えた出土品(会津若松市教育委員会蔵、当館寄託)が部門展示室にすべて並び、いつでもご覧いただけるようになります。
 会津の歴史において重要な遺跡である会津大塚山古墳をわかりやすくご紹介いたします。
歴史・美術
テーマ展「いいたてミュージアム」開催中(6/23まで)

スズメバチの焼酎漬け

 東日本大震災後に飯舘村を支援してきた「いいたてまでいの会」のプロジェクトの一つ「いいたてミュージアム」は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、一時、全村避難を強いられた飯舘村の村民から丁寧にお話をうかがい、その方々の暮らしにまつわるモノを収集し、飯舘村の暮らしそのものの記憶を留めようとするプロジェクトです。

 いいたてまでいの会の活動休止にともない、いいたてミュージアムで収集されたモノは福島県立博物館に寄贈されました。

 東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故から丸8年を機に、当館でご紹介することになりました。

 ここに展示されているモノたちは何気ない日常の一コマの片隅にありました。それでも、多くの事をひそやかに、しかし力強く語っています。

 みなさまのそばにもそんなモノたちがいるはずです。

民俗
展示室リニューアル「雪国・会津の暮らしと祈り」

 

  

 福島県は全国でも3番目の面積をもつ県で、「浜通り」・「中通り」・「会津」という3つの地域から成り立っています。
 中でも西半分に位置する会津地方は、県全体の約4割を占める広大な地域で、「会津平(あいづだいら)」と呼ばれる盆地と、それを取り囲むように広がる山間地から成り、冬は雪に覆われる豪雪地帯です。山あいを流れる大河川や、広大なブナ林の恵みが古くから人々の暮らしを支えてきました。
 部門展示室(民俗)では、こうした特徴ある自然環境を背景にして伝えられた、会津の民俗文化をご紹介します。
自然
 化石・岩石・鉱物などの資料をもとに、県土を形づくる大地の成り立ちを紹介しています。
 県内で最も古い化石は、相馬地方の古生代の地層から見つかる腕足類の化石です。いわき地域に分布する中生代の地層からは、有名なフタバスズキリュウとよばれるクビナガリュウの化石が発見されています。新生代に入ると、県北部の梁川町から発見されたパレオパラドキシアの化石が有名で、これは外形がカバに似た海辺に住む絶滅哺乳類です。