白河アートワークショップ リサーチ一日目

白河アートワークショップでは、地域の高校生とともに、白河のまちの魅力を探ります。
まち歩きの達人・陸奥賢(観光家・コモンズデザイナー)さんをお招きし、白河のまちのリサーチを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

白河アートワークショップ調査1日目
コロナ禍の影響で、現地白河へなかなか調査に伺うことができずにいましたが、ようやく始動することができました。
白河に限らず地方で大学等の高等教育機関がないまちでは、一定数の若者が、一定の期間、確実に町を離れてしまうことになります。そのため、地元を離れる前に、高校生がアーティストや研究者とともに地域を学び、地域の歴史や伝統文化に触れる新たな視点・学びの方法を得ることができないかと考えました。

知識が増え、町の見方が変わることで地域への愛着も増すのではないかと考えています。まして、白河市の中心部では人口減少が進み、かつての中心市街地に住む若者も少なくなり、町中心部を歩いたい見て回ったりする機会も少なくなっているのではと思います。

歴史的に見ると松平定信公が治めた城下町でもあり、福島県を語るうえで重要な戊辰戦争の舞台にもなった白河を三日間かけて調査してきました。

今回の担当はほぼ白河素人なので、第1日目の午前中はレンタサイクルを利用して、町中を確認してまわりました。
午後、今回の拠点として考えているEMANONを出発地点としました。市役所建設部からもご参加いただき、100円で食べられるものを探しながら小路を訪ねました。たくさんの寺院・宗派が混在し、東北では珍しい宗派の寺院も訪ねました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 辻々に戊辰の犠牲を弔う石碑や、大正時代の建築、昭和の看板などなど、時間を経て現代につながっている町の姿を確認してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

二日目以降は、どのように町が成立し今の姿になってきたのか調査を進めていきます。