NEW プログラム開発「地域資源の活用による地域アイデンティティの再興プログラム」リサーチ

プログラム開発の一つ「地域のアイデンティティと文化資源」では、浪江町の伝統的工芸品・大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)を取り上げています。


12月15日、大堀相馬焼窯元「いかりや商店」の山田慎一さんと、山田さんのもとで働いていらっしゃる浪江町地域おこし協力隊の吉田さんにお話を伺いました。


同行していただいたのは、LMN実行委員会委員でもある白河・EMANONの青砥さんと、「ふるさとキャンパス」で白河に滞在中の大学生3名、そして同プログラムのオブザーバーをなさっている江田さんです。
大学生の皆さんは東京から白河に来られて4週間滞在し、明日または明後日東京に戻る、という最後のタイミングで山田さんのところで陶芸体験をすることになったそうで、LMNのインタビューにも参加していただきました。
若々しい顔ぶれが新鮮です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田さんは、大堀相馬焼の窯元の13代目。東日本大震災後、東京などでの避難生活を経て白河市に移り、2013年に白河市内に工房を開設しました。
山田さんへのインタビューでは、震災後の白河での生活や仕事のこと、大堀相馬焼に対する思い、また地域おこし協力隊の受け入れや後継者育成についてお話いただきました。
大学生の皆さんからも、大堀相馬焼を今後どのようにアピールしていきたいかなど、興味深い質問が挙がりました。


山田さんのもとで働いていらっしゃる吉田さんは、兵庫県出身。大学で陶芸を専攻され、卒業後に浪江町地域おこし協力隊として来られて、もうすぐ3年になるそうです。
数ある産地の中から大堀相馬焼を選んだ理由のひとつが、大堀相馬焼の特徴でもある「二重焼」だそうで、二重焼なら器が二重構造だからロクロをひく回数が二倍になるため技術を磨くのに良いと思われたとのこと。
作り手ならではの着眼点ですね。
師弟の関係にある山田さんと吉田さん。これからの大堀相馬焼を担っていく吉田さんの今後の計画についても(一部はまだ秘密だそうですが)いろいろ話してくださいました。


陶芸体験では、山田さんと吉田さんが作り方を丁寧に指導されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白河に来られてから地元の小中学校の児童・生徒に陶芸を教える機会もけっこう多いそうで、お二人が大堀相馬焼を通じて地域との繋がりを作ってこられた姿を垣間見させていただいたような気がしました。