NEW オープンディスカッション「浪江の記憶の残し方・伝え方」(1月11日開催)打ち合わせ

少し寒さが和らいだクリスマスイブ。
2021年最初のイベント、1月11日(月・祝)に二本松市で開催するオープンディスカッション「浪江の記憶の残し方・伝え方」の事前打ち合わせを行いました。


まずは、講師を務めてくださる御三方と浪江町立津島小学校へ。
講師のお一人、浪江小学校津島小学校を応援する会会長の原田雄一さんにとってはこの10年間通い慣れた小学校。
人間文化研究機構国文学研究資料館准教授の西村慎太郎さん、歌人の三原由起子さんは初めての訪問です。


本オープンディスカッション開催の背景となった二本松市内の再開校・浪江小学校と津島小学校の「ふるさとなみえ科」と
その活動を残し伝える博物館づくりについて、木村校長先生にお伺いしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休校・閉校している浪江町立の6つの小学校を代表するつもりで避難先の二本松市で開校してきたこと。
当初は、浪江町を離れて育つ小学生たちに浪江を知ってもらう趣旨だったこと。
やがて、暮らす二本松市と浪江町の両方の歴史と文化を学ぶようになったこと。
そして、閉校が決まってからのこの2年間はこの10年間を残す活動をしてきたこと。


昨年度閉校した浪江小学校に続き、今年度閉校する津島小学校最後の児童・須藤嘉人君が先生たちと、少しお手伝いしているライフミュージアムネットワーク と、この半年かけて作ってきた「10年間まるごとなみえ博物館」も特別に見学させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、原田さんが二本松市内にある浪江町の皆さんが暮らす復興公営住宅近くに再開した原田時計店へ。
浪江町にあった3店舗が軒を並べる建物は時に駐車場にテントを貼って浪江町のみなさんの交流イベント会場にもなっています。


二本松市内にポツンと存在することになった避難先再開校の浪江町立浪江小学校・津島小学校に本来あるべき地域との関わりをできるだけ渡したいと、この10年間、小学校の支援をしてきたという原田さん。
その思いをお聞きした後、ディスカッションの内容について話し合いました。


西村さん、原田さん、三原さんがこれまでそれぞれに取り組んできた「浪江の記憶の残し方・伝え方」。
1月11日(月・祝)は、「小学校」を起点に議論することになりそうです。

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