第1弾 ふくしまの郷土玩具

 

 Nintendo Switch「あつまれ どうぶつの森」に飾ることができる素材をご用意しました。

 あつ森の世界でも、福島県立博物館の収蔵資料をお楽しみください!

 

 

第1弾 ふくしまの郷土玩具

 福島県内には古くから親しまれてきた郷土玩具が数多くあります。カラフルで表情豊かな郷土玩具には、子どもの成長や健康への祈りが込められています。疫病退散もかねて、あつ森に飾ってみてはいかがでしょうか。

 

1.赤べこ

 赤い牛の張子人形である赤べこは、福島県会津地方の郷土玩具です。江戸時代から「首ふりべこ」などと呼ばれ親しまれました。子どもの魔除けとして用いられ、病気や災難から逃れられるという言い伝えがあります。また、赤い色は疱瘡(天然痘)などの疫病除けに御利益があると信じられていました。ゆらゆら揺れる首とつぶらな瞳がチャームポイント。米俵や千両箱などを背負っているべこもいますよ。

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2.起き上がり小法師

 福島県会津地方に伝わる起き上がり小法師。転んでもすぐに起き上がることから縁起物として親しまれてきました。会津若松市で毎年1月10日に開かれる初市「十日市」では、家族や財産が増えることを願い、家族の人数より1個多く買う習わしがあります。一年間神棚などに飾って家を守ってもらい、小正月の行事「歳の神」でお焚き上げします。

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3.三春駒

 三春駒は、福島県三春町一円(旧三春藩領)で作られる木製の馬の玩具で、坂上田村麻呂にちなんだ古い伝説も残されています。三春駒で遊ぶ子どもは健やかに成長し、子どものない人は一日三粒の大豆を三春駒にあげると子宝を得るといわれています。すべて直線で構成された姿と、黒地に原色を用いた文様の色使いは現代アートに通じるような美しさを感じさせます。

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4.三春張子 狐面

 旧三春藩領では江戸時代から玩具製作が盛んで、様々な種類の張子人形や面、だるまなどが作られました。木型に紙を何枚も張り重ねて成形し、色彩は明るく鮮やかなのが三春張子の特徴です。ひょっとこやおかめ、天狗などと並び、狐はお面の題材としてポピュラーなキャラクターですが、この狐面はいわゆる「狐目」ではなくぱっちりとした瞳をしています。他の狐面と比べてみても面白いですね。

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5.白河だるま

 白河だるまの意匠は、白河藩主・松平定信に仕えていた画家・谷文晁が描いた鶴亀の図に由来すると言われています(眉が鶴、髭が亀など)。毎年2月11日に開催される「白河だるま市」では、白河市内の目抜き通りを中心に約700軒もの露店が立ち並びます。本来白河だるまは目を入れずに売られているのですが、このだるまは両目とも入れられています。きっと誰かの願いを叶えてから博物館にやってきたのですね。

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6.富岡だるま

 白河や三春をはじめ、福島、会津、いわきの久之浜・平など、福島県内の各地ではそれぞれ個性的なだるまが作られました。双葉郡富岡町の富岡だるまもそのひとつ。木型を使い、ふすま紙や習字の反故紙などを材料にしました。だるま作りの最盛期になると農家の庭一面が張子の干し場になったといいます。顔の周囲は鮮やかな青で縁取られています。大きな「福」を呼んでくれそうなだるまです。

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7.富岡張子 ひょっとこ面

 だるまに引き続き、富岡張子のお面です。お神楽などで滑稽な道化役として登場するひょっとこですが、このお面もなかなかユニークな顔をしています。左右で目の大きさが違うひょっとこはしばしば見られるものの、このひょっとこは左右の目の色まで違います。ドット絵だとあまり見えないかもしれませんが、鼻毛がちょびっと出ているのもポイントです。

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8.根子町人形 恵比寿

 根子町(ねっこまち)人形とは、かつて奥州街道の宿場町だった福島市清水町で、江戸時代後期から大正初期頃まで作られていた土人形です。宮城県の堤人形の流れを汲んでおり、素焼の上に和紙を張って描彩を施すという独特の技術も用いられています。雛や天神、唐子のほか、恵比寿や大黒などの縁起物、歌舞伎物や浮世絵風の世俗物など個性的な人形が作られました。

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9.土湯こけし

 福島が誇るこけし界のスター、福島市土湯温泉発祥の土湯こけしです。こけしは江戸時代後期頃から東北の温泉地の土産物として売られるようになったロクロ挽きの木製玩具です。土湯系こけしの特徴として、頭が比較的小さく胴は細めの円柱形で線を主体とした文様、頭上に蛇の目の輪を描き、前髪の両脇には「かせ」と呼ばれる可愛らしい髪飾りが付きます。

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10.久之浜張子 虎

 美しい海岸線を持ついわき市久之浜でも、江戸時代から張子人形や面、だるまなどが作られてきました。昭和51年に途絶えてしまいましたが、かつては県内各地の神社や駅など様々な場所で売られていたそうです。赤べこと同じように首がゆらゆら揺れる虎。白い髭も立派ですが、猫でいうマンチカンのような短い足と、なんとなくゆる〜い表情をしているところが愛らしいですね。

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おまけ.福島県立博物館シンボルマーク

 当館が開館して30周年にあたる2016年に、シンボルマークを公募しました。応募総数1,043点の中から、大賞を受賞した上平瑠菜さんの作品を原案として、福島大学の渡邊晃一先生と学生の皆さんにご協力いただき作成しました。可愛らしいフタバスズキリュウが、未来を感じさせる福島の卵を抱いています。

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【使い方】

(1)スマートフォン等に「Nintendo Switch Online」アプリをダウンロードし、「タヌポータル」を開き、QRコードを読み取ります。
 ※「タヌポータル」のご利用には、Nintendo Switch Onlineへのご加入が必要です。

(2)ゲーム内のマイデザインの画面で、保存した作品をダウンロードし、作品をお楽しみください。

 

 

★関連展示【行こう!ふくしまの博物館 第4回 三春郷土人形館所蔵 郷土玩具展】

 会期:2020年6月9日(火)~8月2日(日) 会場:当館エントランスホール 観覧料:無料 ※会期終了しました

 福島県立博物館では県内の多様な施設を紹介するミニ展示を行っています。第4回は三春町の三春郷土人形館。疫病や災厄を追い払い、子どもの健やかな成長を祈る郷土玩具の数々を紹介しています。