2021年10月の記事一覧

「10年間ふるさとなみえ博物館」巡回展示 あくあぴあ芥川

ライフミュージアムネットワーク2021協力事業
「10年間ふるさとなみえ博物館」巡回展示開催!


昨年度、ライフミュージアムネットワークのプログラム開発でお世話になり、
その開館に関わらせていただいた浪江町立津島小学校(当時)による「10年間ふるさとなみえ博物館」が、
関西の博物館・大学等で行う巡回展において展示公開されることとなりました。


津島小学校最後の卒業生にして初代館長の須藤嘉人君が、津島小学校の先生たちと作った、2011年から2021年までの避難先での浪江町立浪江小学校・津島小学校のふるさとを学ぶ活動を伝える博物館を、関西の6つのミュージアムでご覧いただけます。


明日から開幕のあくあぴあ芥川での展示の画像を送っていただきました。


できるだけ、津島小学校での展示に近づけるよう
担当してくださった皆さんで考え、工夫してくださったのだそうです。
須藤館長が浪江町の皆さん、先生たちと作った博物館の看板が入り口に!
須藤館長の先輩たちが、故郷の浪江町を詠んで描いたカルタがケースに!
須藤館長の「博物館の使命」も、先輩たちと作った年表も新聞も壁に貼られています。
浪江小学校・津島小学校や浪江町の皆さんが作った大堀相馬焼もケースに!
お近くの皆さま、ぜひお出かけください。

「10年間ふるさとなみえ博物館」巡回展示

ライフミュージアムネットワーク2020プログラム開発「地域のアイデンティティと文化資源」では、浪江町立浪江小学校・津島小学校が2011年に避難先である二本松市に避難してから行ってきた「ふるさとなみえ科」について伝える「博物館」づくりのお手伝いをしました。


津島小学校最後の小学生、そして館長の須藤嘉人君と作り上げたのが「10年間ふるさとなみえ博物館」


骨格となる10年間の活動年表、浪江町のことを調べてまとめた壁新聞、児童や保護者のみなさんが製作した大堀相馬焼。館長直筆「博物館の使命」、展示資料のカードも館長みずから作成しました。
最後の卒業生須藤君が旅立ち、同校も長い歴史を閉じました。


この度、関西のミュージアム有志が「10年間ふるさとなみえ博物館」に共感し巡回展を企画してくださいました。
まずは高槻市立自然博物館あくあぴあ芥川さんからスタートです。
関西圏のみなさん、お近くに伺いましたらぜひご覧ください。

チラシはこちら