お知らせ
記録集・成果物配布のお知らせ
ポリフォニックミュージアムの活動をまとめた記録集・成果物を作成しました。
2021年度は、各地でのリサーチ、ラウンドテーブルで語られた言葉の記録とともに、高校生とともにまちを歩いたアートワークショップ「白河まち歩きフォトスゴロクを作ろう!」、食をテーマに飯舘といわきでリサーチを続けたアートワークショップ「海幸山幸の道」、博物館が安心して自己表現できる場になるために会津支援学校やトアル教室のみなさんと学校・教室と博物館を行ったり来たりしたアートワークショップ「博物館部」の内容をお伝えする5冊セットの記録集となりました。
多くの方にお読みいただきたく、限定50セット(先着順、なくなり次第終了)をご希望の方にお配りいたします。
来館の上お受け取りいただける方は福島県立博物館受付カウンターでお声がけください。
送付をご希望の方はお電話かメールで下記をご連絡ください(*は必須)。
送付ご希望の方は、大変申し訳ありませんが宅急便着払い送料をご負担くださいますようお願いいたします。
1*:氏名
2*:郵便番号と住所
3*:電話番号
4:メールアドレス
5*:希望セット数(2セットまで)
6:ポリフォニックミュージアム(ライフミュージアムネットワーク実行委員会)をお知りになったきっかけや、記録集をお申込になった目的を教えてください。
【申込先】
TEL 0242-28₋6000(福島県立博物館代表)
E-MAIL general-museum@fcs.ed.jp(福島県立博物館代表)
LMN実行委員会事務局:塚本麻衣子
【記録集内容】※5冊セットでの送付となります。
①ポリフォニックミュージアム記録集
②アートワークショップ「白河まち歩きフォトスゴロクを作ろう!」成果物
「まち歩きフォトスゴロクノート」
③アートワークショップ「海幸山幸の道」成果物
「海幸山幸の道」
④アートワークショップ「博物館部」成果物
「ヤベアベ学級との12月」
⑤アートワークショップ「博物館部」成果物
「スペース・トアル 虹色の子どもたちと」
【着払い送料の目安(1セット)】
北海道:1,480円
東北・関東:1,150円
北陸:1,260円
関西:1,370円
九州:1,810円
沖縄:2,140円
ラウンドテーブル「開く、ミュージアム」動画公開
みなさんにとってミュージアムとはどんな存在ですか?
全国各地にあるミュージアム。そのあり方は各館の設置目的に応じて多種多様です。本ラウンドテーブルは、様々な声に耳を傾け続けている空間(ポリフォニックスペース)を各地に創出することを試みているポリフォニックミュージアムの今年度活動の総まとめとして、地域や人々との連携により館の運営を実現している先進的な事例をお聞きし、ミュージアムの開き方について、意見を交える場となりました。
動画はこちら
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ラウンドテーブル「開く、ミュージアム」
日時:2022年1月23日(日)13:30~16:00
会場:福島県立博物館講堂、オンライン
講師:柳沢秀行さん(大原美術館学芸統括)
楠本智郎さん(つなぎ美術館主幹・学芸員)
岡村幸宣さん(原爆の図丸木美術館学芸員)
ディスカッションモデレーター:川延安直(福島県立博物館副館長/LMN実行委員会事務局)
※参加者は来場による参加のほか、オンラインでもご参加いただきました。
撮影・編集:喜多方シティエフエム株式会社
ラウンドテーブル「土地を知るには食から」動画公開
その土地の気候風土に育まれて得られる食材は、その土地そのものです。そしてそれら土地の恵みの良さを引き出しながらつくられた料理は、その土地とそこで暮らす人の個性を生み出すものです。私たちの身体と心は、その土地から生まれる食べ物でできています。
その土地を知ろうと思ったら、食を調べること。
世界各地で食のリサーチを行っている写真家でジャーナリストの森枝卓士さん、奥会津でのリサーチを重ねて土地の姿を丁寧にとらえようとしている民俗学者の赤坂憲雄さんをお招きし、食のリサーチの意義と醍醐味をお聞きしました。
また、当実行委員会が行ったアートワークショップ「海幸山幸の道」と、昭和村が実施した明治時代と昭和時代の婚礼料理の再現についての報告もあわせて行い、それぞれから見えてきた、浜通り、中通り、会津の食の歴史と現在について共有しました。
動画はこちら
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ラウンドテーブル「土地を知るには食から」
日時:2022年2月5日(土)13:30~16:00
会場:福島県立博物館ティールーム、オンライン
講師:森枝卓士さん(写真家/ジャーナリスト/大正大学客員教授)
赤坂憲雄さん(民俗学者/学習院大学教授/元福島県立博物館館長)
報告:塚本麻衣子(福島県立博物館学芸員/LMN実行委員会事務局)
松尾悠亮さん(昭和村からむし工芸博物館学芸員)
※参加者はオンラインにてご参加いただきました。
撮影・編集:喜多方シティエフエム株式会社
ラウンドテーブル「つくる・つかう・展示する」動画公開
柳津町にある斎藤清美術館では、2019年から「やないづの家宝展」を毎年開催しています。同館に所属する地域おこし協力隊が、柳津町のみなさんに地域のことを取材し、その中で出会った「家宝」のような大切なモノ・コトを地域おこし協力隊の視点でまとめ、表現したものです。
3年目となる「やないづの家宝展2021」開催にあわせ、全国のアートプロジェクトに精通するNPO法人アーツセンターあきたディレクターの橋本誠さんを講師にお迎えして、類似する視点の事例についてお聞きしながら、地域に残るモノ・コトからわかる「つくること」「つかうこと」の意味と、「展示する」というミュージアムならではの手法の可能性を考えました。
動画はこちら
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ラウンドテーブル「つくる・つかう・展示する」
日時:2022年2月6日(日)13:30~15:30
会場:やないづ町立斎藤清美術館、オンライン
講師:吾妻泉香さん(柳津町地域おこし協力隊)
谷野しずかさん(柳津町地域おこし協力隊)
塚原有季さん(柳津町地域おこし協力隊)
橋本誠(NPO法人アーツセンターあきたディレクター/LMN実行委員会委員)
参加者(オンライン):
福留邦洋さん(岩手大学地域防災研究センター教授/賢者※)
中野陽介(只見町役場地域創生課ユネスコエコパーク推進係主査/只見町ブナセンター主任指導員/LMN実行委員会委員)
協力:やないづ町立斎藤清美術館
※共通の課題を抱える県内外の地域ミュージアム・アートプロジェクト関係者、アーティスト、研究者等の専門的知識を有する人を本事業では「賢者」と称しています。
撮影:喜多方シティエフエム株式会社
ラウンドテーブル「ヤベアベ学級との12月」動画公開
福島県立会津支援学校高等部2年4組の3人の生徒さんと、お二人の担任の先生と、3人のアーティストと、ミュージアムと学校を行き来した12月。ミュージアムと出会い、その出会いに起因した創造を楽しむ時間を築いてきました。
1セット目は、福島県立博物館を空間ごと楽しみ、展示具や展示台、展示空間の面白さを見つけました。生徒それぞれが見つけた博物館の好きな所は、学校でのワークショップで「ミュージアムBOX」となりました。
2セット目で再び福島県立博物館を楽しんだ生徒たちは、博物館のフリースペースで思い思いに描くスイッチを手に入れたようでした。学校でのワークショップでは、そのスイッチが全開に。
本ラウンドテーブルでは、2セットのワークショップを映像で振り返り、支援学校とミュージアムの連携について、アーティストが関わることの意義、障がいについてどのように多くの方に知っていただくかなどをテーマに意見を交わしました。
動画はこちら
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ラウンドテーブル「ヤベアベ学級との12月~支援学校と博物館をアーティストと行ったり来たりした3週間~」
日時:2022年2月3日(木)15:30~17:00
会場:福島県立博物館ティールーム、オンライン
講師:大江ようさん(TEXT代表)
中津川浩章さん(美術家/アートディレクター)
参加者(オンライン):
阿部美由紀さん(福島県立会津支援学校講師)
加藤香洋さん(福島県立会津支援学校校長)
佐野美里さん(彫刻家)※メッセージで参加
杉本雅昭さん(福島県立会津支援学校副校長)
森内康博さん(映像作家)
矢部翔太郎さん(福島県立会津支援学校講師)
岡部兼芳(はじまりの美術館館長/LMN実行委員会委員)
鈴木晶(福島県立博物館長/LMN実行委員会委員長)
編集:らくだスタジオ
ラウンドテーブル「白河まち歩きスゴロクを考える、振り返る」動画公開
2021年12月5日(日)に行った「白河まち歩きスゴロクを作ろう!」の参加者、企画者、白河市のミュージアム関係者が集い、ワークショップを振り返りながら、そこから導き出された視点で様々な議論を行いました。
「フォトスゴロク」によってもたらされる地域への主体的なまなざし、
遊び、共有し、並べることで立ち上がる物語、
高校生、大学生、市役所職員という多世代が参加したことによって生まれたポリフォニックな視点と対話。
そこに住む人自身が、まちに気づき、まちを面白がることから始まる創造性について対話がなされました。
動画はこちら
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ラウンドテーブル「白河まち歩きスゴロクを考える、振り返る」
日時:2022年1月7日(金)16:00~18:00
会場:コミュニティ・カフェEMANON
講師:陸奥賢さん(観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者)
大澤寅雄さん(ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室主任研究員)
参加者:青戸悠之介さん(白河市建設部まちづくり推進課主事)
勝田陸さん(コミュニティ・カフェEMANONスタッフ)
唐橋薫さん(白河市建設部長)
佐川庄司さん(藤田記念博物館学芸員)
中川智隆さん(帝京安積高等学校2年生)
新国真理恵さん(白河市建設部文化財課主事)
藤城光さん(アーティスト)
本間宏さん(福島県文化財センター白河館まほろん副館長)
青砥和希(一般社団法人未来の準備室理事長/LMN実行委員会委員)
主催:ライフミュージアムネットワーク実行委員会
撮影・編集:羽賀慎一郎(風見映像スタジオ)
ラウンドテーブル「子どもも大人もいたい場所」動画公開
こどもアートディレクターの櫛田拓哉さんをお招きし、櫛田さんが主宰されている放課後の場所「こどものにわ」や、福島県二本松市で運営していらっしゃる子どもたちのための復興支援プロジェクト「ふくしまグリーンキャンバス」についてもお聞きしました。
子どもが安心して通うことができる場所づくり、五感を通して楽しく学び創造するプロセスについて教えていただきながら、ミュージアムがそんな子どもたちの居場所になれるように参加者と対話を行いました。
動画はこちら
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ラウンドテーブル「子どもも大人もいたい場所」
日時:2021年12月15日(水)14:00~16:00
会場:福島県立博物館、オンライン
講師:櫛田拓哉さん(こどもアートディレクター/こどものにわ主宰/NPO法人ふくしまグリーンキャンバス代表)
参加者(オンライン):
我妻泉香さん(柳津町地域おこし協力隊)
五十嵐恵太さん(食堂つきとおひさまオーナー)
伊藤たまきさん(やないづ町立斎藤清美術館学芸員)
佐立るり子さん(美術家)
鈴木彦隆さん(柳津町教育課生涯学習係長)
谷野しずかさん(柳津町地域おこし協力隊)
千葉清藍さん(書道家/福島県立博物館運営協議会委員)
土屋美香さん(森のようちえん「こめらっこ」代表)
半澤夏実さん(野あそびコンシェルジュ)
半澤由子さん(居場所づくり/ざわざわプロジェクト)
林あゆ美さん(福島県立博物館サポーター)
樋口晴菜さん(南相馬市博物館学芸員)
編集:喜多方シティエフエム株式会社
ラウンドテーブル「放課後博物館を考える」動画公開
アーティストの滝沢達史さんと、アートを活用した自分らしい生活をおくることのできる福祉事業所「ぬかつくるとこ」(岡山県早島町)との協働から生まれた「なんでそんなんエキスポ」についてお聞きし、多様な人が「集い」「あそび」「まなび」「表現する」ことのおもしろさと広がりを考えました。
ミュージアムがもっとやわらかく開かれるための、心地よくざわざわできる空間になるための対話です。
動画はこちら
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ラウンドテーブル「放課後博物館を考える」
日時:2021年10月16日(土)18:00~19:30
会場:福島県立博物館、オンライン
講師:滝沢達史さん(ホハル代表/アーティスト)
参加者:上島雅彦さん(竹田綜合病院精神科長)
大政愛さん(はじまりの美術館学芸員)
北添紫光さん(障害者芸術文化活動広報支援センターパスレル支援コーディネーター)
櫛田拓哉さん(こどもアートディレクター/こどものにわ主宰/NPO法人ふくしまグリーンキャンバス代表)
楠本智郎さん(つなぎ美術館主幹・学芸員)
久保田沙耶さん(現代美術家)
小林竜也さん(はじまりの美術館企画運営担当)
柴川敏之さん(現代美術家/就実短期大学教授)
柴川弘子さん(ESD研究者/岡山大学大学院教育学研究科ESD協働推進室助教)
高山裕美子さん(エル・グルメ コントリビューティングエディター)
仲川邦広さん(南相馬市博物館学芸員)
中野厚志さん(生活介護事業所ぬかつくるとこ代表)
原忠信さん(筑波大学芸術系准教授)
宮原克人さん(筑波大学芸術系准教授)
柳沢秀行さん(大原美術館学芸統括)
岡部兼芳(はじまりの美術館館長/LMN実行委員会委員)
西澤真樹子(認定NPO法人大阪自然史センター職員/LMN実行委員会委員)
橋本誠(NPO法人アーツセンターあきたディレクター/LMN実行委員会委員)
編集:喜多方シティエフエム株式会社
アートワークショップ「海幸山幸の道」動画公開
映像作品「海幸山幸の道」
阿武隈山系からいわき沿岸部。
2011年以降、土地と食の恵みに関する大きな課題に直面している地域です。
アートワークショップ「海幸山幸の道」では、飯舘から浪江、田村、川内を通りいわきに続く道、国道399号線をたどり、海の幸、山の幸を訪ねる旅をしました。
「食べる」ことから見えてくる、その土地の過去のこと、今のこと、未来のこと。
「食べる」ことにまつわる人々の営み、その土地の「くらし」と「いのち」のありかた。
「食べる」ことをめぐる旅を、映像作家の飯田将茂さんに映像作品にしていただきました。
動画はこちら
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お話を聞かせていただいたみなさん:
大越章子さん(日々の新聞記者)
菊田清貴さん(いわき市三和地区地域おこし協力隊OB)
久保木幸子さん(福島県漁協女性部連絡協議会会長)
斎藤次男さん(飯舘村農家)
坂本政男さん(折戸区長/NPO法人中之作プロジェクト代表)
鈴木薫さん(認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね理事)
田尾陽一さん(特定非営利活動法人ふくしま再生の会理事長)
豊田善幸さん(NPO法人中之作プロジェクト理事)
永瀬マリ子さん(いわき市中之作折戸地区)
永山千代子さん(農家レストランぷろばんす亭代表)
農家レストランぷろばんす亭のみなさん
松田幸子さん(さんけい魚点三代目)
矢野淳さん、松本奈々さん(合同会社MARBLiNG)
山田猛史さん、山田豊さん(山田牧場)
お話を聞いた人:
平野雅彦(静岡大学客員教授/ライフミュージアムネットワーク実行委員会委員)
結城正美(青山学院大学教授/ライフミュージアムネットワーク実行委員会委員)
塚本麻衣子(福島県立博物館学芸員/ライフミュージアムネットワーク実行委員会事務局)
江川トヨ子(福島県立博物館学芸員/ライフミュージアムネットワーク実行委員会事務局)
山口拡(福島県立博物館学芸員/ライフミュージアムネットワーク実行委員会事務局)
撮影・編集:
飯田将茂
制作:ライフミュージアムネットワーク実行委員会
文化庁令和3年度地域と共働した博物館創造活動支援事業
アートワークショップ「博物館部」動画公開
映像作品「ポリフォニックミュージアム ヤベアベ学級との12月 支援学校と博物館をアーティストと行ったり来たりした3週間」
アートワークショップ「博物館部」では、ミュージアムをプラットフォームとし、アーティストが介在することで、多様な価値観、多様な世代、多様な存在が共存し、誰もが安心して自己表現できる空間を創出することを目指しました。
その一環として、福島県立会津支援学校高等部2年4組の3人の生徒と3人のアーティストと、ミュージアムと学校を行き来しながら、ミュージアムと出会い、その出会いに起因した創造を楽しむ時間を築いてきました。
2年4組の3人は、どんなふうにミュージアムを受け取ってくれたのでしょうか。
ミュージアムと学校を行ったり来たりした12月。
2年4組の3人の豊かな表情と表現、3人をとりまく大人の楽しい戸惑いと驚きを
映像作家の森内康博さんに撮影いただき、映像作品となりました。
動画はこちら
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出演:りゅうごくん、ちひろさん、こうたろうくん
矢部翔太郎(福島県立会津支援学校講師)、阿部美由紀(福島県立会津支援学校講師)
ワークショップ1講師:
佐野美里(彫刻家)、大江よう(TEXT主催)
ワークショップ全体構成・ワークショップ2講師:
中津川浩章(アーティスト)
撮影・編集:
森内康博
制作:らくだスタジオ
製作:ライフミュージアムネットワーク実行委員会
協力:福島県立会津支援学校
文化庁令和3年度地域と共働した博物館創造活動支援事業