活動報告

NEW 連続オープンディスカッション「奥会津の周り方」第4回「民具整理から見えてくる奥会津のくらし」モニターレポート

2020年11月14日(土)、昭和村の喰丸小学校で開催された、
連続オープンディスカッション「奥会津の周り方」第4回「民具整理から見えてくる奥会津のくらし」にご参加いただいたモニター参加者のレポートを公開します。

レポート1 林あゆ美「民具整理から見えてくる奥会津のくらし」に参加して

展示してあった民具がどうつくられてきたか、どのように使われてきたかを知ることは未来へのバトンのようにも思えました。わが家は農家ではありませんが、周りに田んぼが多いので、わらは身近に見られます。そのわらでこれだけの民具がつくられてきたのかという驚きは冒頭にも書いたのですが、とにかく強い印象が残りました。折しも県立博物館の民具室のポイント展でもわら細工が展示されていたので見てきました。本当にわら細工は美しい実用品です。
回を重ねる毎に自分の引き出しが増えてきて、周りにあるものを見る目が変わり、得られる情報の質も変わってきています。民具がコミュニケーションツールにもなるということは自分にとって新しいことでした。(抜粋)

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レポート2 岩波友紀「民具整理から見えてくる奥会津のくらし」レポート

民具でも写真でも全てのことに共通する、残すということの意味を改めて感じさせてくれるお話しでした。しかしやはり今回の保存というテーマでも経済性ということが必ず付き纏い、他のものとの喫緊な重要性を比べられると、続けていく事が難しいのは確かです。そのためにただ保管するのでなくどう活用し、存在意味を持たせるかということが大きな事なのかと聞いていて感じました。写真の話に戻ってしまいますが、「写真は見てもらうことで初めて存在する」というある方の名言を思い出します。存在するということは、人に認知してもらうということと同義ということですね。(抜粋)

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