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パレオパラドキシア

1984年、福島県北部の伊達市梁川町から、パレオパラドキシアという約1600万年前に生きていた哺乳類の化石が発掘されました。特に頭部は完全で世界的に貴重な標本です。

パレオパラドキシア標本全体

 

原山1号墳出土埴輪

原山1号墳は、以前から埴輪をもつ古墳として知られていました。1981年に行われた発掘調査の結果、東半分がすでに壊されていたものの、全長22m以上の前方後円墳であることが明らかになりました。古墳の周りに掘られた溝(周溝)からは、倒れ落ちた状態でたくさんの埴輪が発見されました。また、出土した土器から、この古墳が5世紀末頃に造られたこともわかりました。この古墳は、県南地方を治めた有力者の墓と考えられます。(所在地 泉崎村太田川字原山)

原山1号墳出土埴輪

 

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福島県立博物館 学芸課