当館の震災遺産保全事業と「ふくしま震災遺産保全プロジェクト」について

 平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震とそれにともなう津波・原発事故は、福島県内に甚大な被害を及ぼしました。未だに多くの方々が震災前の生活に戻れず避難生活を余儀なくされ、また一方で復興や除染工事等により地域の景観は大きく変わろうとしています。

 福島県立博物館では平成26年度から28年度まで、県内の資料館や研究会と連携して「ふくしま震災遺産保全プロジェクト」を推進してきました。
 大震災を契機に起こった様々な出来事を歴史として共有し未来へ継承するため、震災を物語る資料を「震災遺産」と位置付けて、その保全や県内外での展覧会・シンポジウム等のアウトリーチ活動を行ってきました。

 平成29年度からは県立博物館単独の事業として、引き続き「震災遺産」の保全や発信を行っています。活動の詳細は以下のパンフレットならびに報告書をご参照ください。(※クリックするとPDFファイルがダウンロードできます)

 また震災に関わる資料の情報がございましたら、福島県立博物館の震災遺産保全チームまでご連絡いただけますようご協力をお願いいたします。

 

「ふくしま震災遺産保全プロジェクト」活動紹介パンフレット

 

『ふくしま震災遺産保全プロジェクト これまでの活動報告』

 

【お問い合わせ先】

福島県立博物館 学芸課(震災遺産保全チーム)