イノセ学芸員のイノセラムス研究
いわき市から楢葉町にかけて分布している中生代白亜紀の地層である双葉層群足沢層からは、恐竜やアンモナイトが見つかることで有名です。しかし、この足沢層から最も多く発見される化石はイノセラムスという二枚貝です。
当館の猪瀬弘瑛主任学芸員らの研究によって、新たに発見されたイノセラムスを展示します。それらの中には日本初発見の種や福島県初発見の種が含まれていました。
ありふれたものであっても、よく見てみると、面白いことが隠れているかもしれない。そんなことを考えるきっかけとなればと思います。
■展示する種類
・イノセラムス ウワジメンシス(図A, B)
・イノセラムス属の未定種(図C)
・ミチロイデス インサータス(図D 福島県初発見)
・クレムノセラムス ウォルタースドルフェンシス ウォルタースドルフェンシス(図E 日本初発見)
・クレムノセラムス ロツンダータス(図F ,G 福島県初発見)
・ディディモチス アカマツイ(図H)
開催概要 |
期 間 2024年4月27日(土)~2024年5月31日(金)
会 場 エントランスホール
主 催 福島県立博物館
料 金 無料