ふくしま 藁の文化~わらって、すげぇんだがら~
 
米づくりと共に生み出される藁(わら)は、多様な道具に使われる身近な素材である一方、しめ飾りにも使われるように神聖なものでもありました。大わらじや俵引き、村境を守るわら人形など、巨大なわら製品を作る祭りや行事は県内に広く見られます。本展では、わらを用いた多様な資料から、豊かな藁(わら)の文化をご紹介します。福島県立博物館が誇る「東日本のわら人形コレクション」も一挙公開!!
※展覧会リーフレットは こちら(PDF形式で開きます)
| 開催概要 | 
期間 令和3年10月9日(土)~12月19日(日)
会場 福島県立博物館 企画展示室
 料金   一般・大学生 800円(20名以上の団体:640円)、高校生以下無料 
休館日 毎週月曜日
開館時間  9:30~17:00(入場は16:30まで)
主催 福島県立博物館
| 関連行事 | 
 ※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、予定が変更になる場合があります。予めご了承ください。
 ※ご参加の際はマスクの着用にご協力ください。当日体調に不安がある場合は参加をご遠慮ください。
講演会1 神と人とをつなぐ藁の文化―ANP(秋田人形道祖神プロジェクト)×福島県立博物館―  | |
| 日時 | 11月3日(水・祝)13:30~15:00 | 
| 会場 | 福島県立博物館 講堂 | 
| 講師 | 小松和彦さん(小松クラフトスペース(秋田市))、宮原葉月さん(アートクリエイター) | 
| 申込 | 不要 | 
| 定員 | 100名(先着順) | 
| 参加費 | 無料 | 
講演会2 縄文の時代より続いてきている「藁の文化」―福島県内の取組から学ぶ―  | |
| 日時 | 11月20日(土)10:30~12:00 | 
| 会場 | 福島県立博物館 講堂 | 
| 講師 | 宮崎清さん(千葉大学名誉教授、福島県三島町名誉町民) | 
| 申込 | 不要 | 
| 定員 | 100名(先着順) | 
| 参加費 | 無料 | 
実演 天栄村湯本の蓑のこと          わらの手仕事を巡る旅の中で、天栄村の「みの」の作り手さんたちと出会った星崎さん。  | |
| 日時 | 11月23日(火・祝)13:30~15:00 | 
| 会場 | 福島県立博物館 体験学習室 | 
| 講師 | 星崎奈美さん(ワラ工房・茂次郎(喜多方市))ほか | 
| 申込 | 不要 | 
| 定員 | なし(自由見学) | 
| 参加費 | 無料 | 
※「もじろう!けんぱくわら工房」
 しめ縄・むしろ編み・わらぞうり・たわし…何ができるか、お楽しみ。展示期間中、担当学芸員が時々わら細工を製作しています。 
| 学芸員による見どころ解説会 | |
| 日時 | 10月9日(土)・23日(土)、11月6日(土)、12月4日(土)・11日(土)・18日(土)・19日(日)   | 
| 会場 | 福島県立博物館 講堂 | 
| 講師 | 大里正樹(当館学芸員) | 
| 申込 | 不要 | 
| 定員 | 100名(先着順) | 
| 参加費 | 無料 | 
| 関連展示 | 
日本科学未来館巡回展「ビューティフル・ライス~1000年おいしく食べられますように」
   会期:10月5日(火)~12月19日(日)
   場所:福島県立博物館エントランスホール
   企画制作:日本科学未来館
   日本科学未来館(東京・お台場)で好評を博した「ビューティフル・ライス」展が会津若松に。
   SDGs(持続可能な開発目標)とも関わる米づくりの今と未来を考えます。
      
| けんぱく田んぼ | 
①バケツ稲と稲の「はさがけ」
  会期:バケツ稲 (5月から栽培中)~10月中旬頃
     はさがけ  10月下旬ころ~11月中旬頃
  場所:福島県立博物館前庭
  バケツ稲 5月から当館前庭と鶴城小学校で栽培してきた「バケツ稲」が、企画展開幕に合わせて収穫の時期を迎えます。
  実りの秋の美しさをけんぱくでもお楽しみください。
  はさがけ 刈った稲を昔ながらの「はさがけ」で乾燥させ、米の副産物であるわらが出来上がります。
  今ではなかなか目にすることのできなくなった懐かしい風景をご覧ください。
      
②鶴城小学校児童によるわら細工展示
  会期:12月~(予定)
  場所:福島県立博物館体験学習室
「バケツ稲」栽培で収穫されたわらを使い、鶴城小学校のみんなが作ったわら細工を展示します。