仕事が仕事をしている仕事－福島のものづくりと民藝－
「仕事が仕事をしている仕事」。これは民藝運動を主導した作家の一人である河井寬次郎（1890-1966）の言葉であり、会津を訪れた際にもこの言葉を残しています。河井は、自分自身の意識や手技による行為を超越した創作として、ものを作り出す「仕事」に向き合ってきました。しかし、こうした「仕事」観は河井のような作家だけのものではないように思います。民藝運動の注目を受けた工芸品、民藝運動とは関わらなかった日用品の作り手にも、それぞれの「仕事」観があったはずです。本展では河井の言葉を手掛かりに、手「仕事」のあり方を紐解きながら、そこに込められた「美しさ」や「よろこび」を探ります。
| 開催概要 |
期間 令和5年7月15日（土）～9月24日（日）
会場 福島県立博物館 企画展示室
料金 一般･大学生 1,000円（20名以上の団体：800円）、高校生以下無料
休館日 7月18日（火）・24日（月）・31日（月）、8月7日（月）・14日（月）・22日（火）・28日（月）、9月4日（月）・11日（月）・19日（火）
開館時間 9:30～17:00（入場は16:30まで）
主催 福島県立博物館
| 関連行事 |
※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、予定が変更になる場合があります。予めご了承ください。
※当日体調に不安がある場合は参加をご遠慮ください。
| 講演会「作るのではなく、生まれる」 | |
| 日時 | 7月22日（土） →【開催日が変更となりました】8月19日（土）13：30～15：00 |
| 会場 | 福島県立博物館 雪国ものづくり広場 なんだべや |
| 講師 | 鞍田崇さん（哲学者/明治大学准教授） |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 |
40名（申込不要・先着順） |
| ワークショップ「ほうきをつくろう」 | |
| 日時 |
9月9日（土）13:30-16:00 9月10日（日）9:30-12:00 |
| 会場 | 福島県立博物館 雪国ものづくり広場 なんだべや |
| 講師 | 宮原克人さん（筑波大学准教授） |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 12名（要申込）※開催日の1ヶ月前から申込を受付ます。お電話か当館受付カウンターでお申込ください。 |
| 所要時間 | 2時間30分 |
| 展示解説会 | |
| 日時 | 7月15日（土）、8月12日（土）、8月27日（日）、9月23日（土） 各13：30～14：30 |
| 会場 | 福島県立博物館 企画展示室 |
| 講師 | 当館学芸員 |
| 申込 | 不要 |
| 参加費 | 企画展観覧料 |
| 内容 | 見どころについて、担当学芸員がお伝えします！ |
| 関連展示 |
からむし織体験生30周年記念事業（令和5年度福島県地域創生総合支援事業）
「からむしと仕事道具、作品展」
期間 8月26日（土）～9月10日（日）
会場 雪国ものづくり広場「なんだべや」
観覧料 無料
主催 昭和村
共催 福島県立博物館