みんなの震災遺産
本来は情報を伝えるはずだった新聞紙ですが、今回は情報を伝えることができなかった新聞を震災遺産として紹介します。合わせて県外に避難されているみなさんへ情報を伝え続けていた新聞も紹介します。これは長期にわたる県外避難の実情を伝える資料でもあります。どちらも情報を伝えるメディアですが、存在自体で災害を伝える震災遺産としての役割を担っています。こういった意味を見出すことも災害を伝えるという博物館の仕事のひとつです。
今秋には災害を「伝える」企画展を開催します。関東大震災から100年が経ち、東日本大震災でさえその発生から10年以上が経過しました。博物館も震災を伝えることを考え続けていきます。
開催概要 |
期 間 2023年8月10日(木)~2023年10月15日(日)
会 場 展示ロビー
主 催 福島県立博物館
料 金 常設展料金でご覧になれます。
大人・大学生280円(220円) ※( )内は20名以上の団体
高校生・小中学生 無料
※8月21日(月)「県民の日」および9月18日(月・祝)「敬老の日」は、常設展観覧料が無料です。
関連行事
自然史講座「伝える 楽しいそなえ」
講師 | 当館学芸員 |
日時 | 2023年9月1日(日)10:00~11:00 |
場所 | 雪国ものづくり広場 なんだべや |
申込 | 不要 |
定員 | 20名(先着順) |
参加費 | 無料 |
内容 | 備えを考えるとともに、江戸時代に地震を引き起こすとされた鯰の缶バッチを作ります。 |