写真でみる関東大震災


令和5年(2023)は、大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災から100年の節目となります。この地震の震源は相模湾北西部で、東京・神奈川を中心に甚大な被害をもたらしました。震災による死者・行方不明者の総数は約10万5千人で、東京市(現 東京23区)では約6万8千人が亡くなりました。このうち死因の90%が火災による焼死です。

火災が集中したのは、浅草・日本橋・京橋・神田などの繁華街と地盤が弱い本所・深川で、これらの区域はほとんどが焼失しました。

関東大震災の発災は、9月1日午前11時58分。昼食前のため火を使う家庭や店が多く、震災直後から火事が発生しました。このとき台風の影響で風速10m以上の風が吹いており、瞬く間に延焼しました。火災が鎮火したのは発災から46時間後の3日朝で、東京市の市街地約44%を焼く大火災となりました。

本展では、震災後に流布した写真や絵葉書などから関東大震災の様子を振り返ります。

 

開催概要

期 間  2023年8月26日(土)~2023年12月17日(日)

会 場  総合展示室 近・現代

主 催  福島県立博物館

料 金  常設展料金でご覧になれます。

     大人・大学生280円(220円)  ※( )内は20名以上の団体

     高校生・小中学生 無料

     ※9月18日(月・祝)「敬老の日」、11月3日(金・祝)「文化の日」は、常設展観覧料が無料です。

 

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