三葉虫の不思議
左:アサフス コワレフスキー(当館蔵)、右:ディクラヌルス(当館蔵)
三葉虫とはどんな生き物だったのでしょう。
文字では「三つの葉をもつ虫」と書きます。その名前の由来は、体が中央を縦に走る軸部(中葉)とその両側の肋部(側葉)という3つの葉の部分からなるためです。
三葉虫はみなさんも知っているカブトムシやトンボ、クモやカニなどの「節足動物」の仲間に入ります。
約5億5000万~2億5000万年前まで地球上の海に存在し、その約3億年間で20000種以上存在していたとも言われています。
三葉虫の化石は、古生代の当時海だった地層に大変豊富に含まれています。また、驚くほど複雑な形態、精巧な装飾、奇妙な眼、多くの風変わりな構造をもつなど、時代の変遷とともにさまざまな特徴のある三葉虫が出現します。
化石の数の豊富さ、種によって様々な姿をみせる三葉虫は「King of Fossil(化石の王様)」と言われています。
今回のポイント展では、そんな不思議で奇妙な三葉虫の魅力をみなさんに紹介いたします。
また、三葉虫の化石にさわれるコーナーも用意していますので、みなさんぜひご覧ください。
開催概要 |
期 間 2019年4月27日(土)~2019年6月21日(金)
会 場 常設展 展示ロビー
料 金 常設展料金でご覧になれます。
大人・大学生270円(210円) ※( )内は20名以上の団体
高校生・小中学生 無料