東京オリンピックとその時代
①「国立競技場 絵葉書」(当館蔵)
②「国立代々木競技場 絵葉書」(当館蔵)
③「聖火 No.18」(当館蔵)
昭和39年(1964)10月、東京オリンピックが開催されました。アジア初のオリンピック開催となった本大会の様子は各国で報道され、戦後日本の復興を発信する機会となりました。東京オリンピックは、昭和15年にも予定されていましたが、日中戦争の勃発などもあり、中止となりました。
戦後、日本は再びオリンピックの開催地に立候補し、昭和34年に選ばれました。東京は昭和39年のオリンピック開催に向けて、首都高速道路や東海道新幹線、ホテルといったインフラの整備が急速に進められました。開催が近くなると、競技を見るためにテレビの購入者が飛躍的に増加しました。これらのインフラ整備や消費活動が「オリンピック景気」といわれる好景気をもたらし、日本の高度経済成長を支えました。
今回の展示では、東京オリンピックの番組表や記念冊子、競技会場の絵葉書などをご紹介します。昭和39年の東京オリンピックをふり返ってみましょう。
開催概要 |
期間 2020年7月4日(土)~ 9月11日(金)
会場 常設展総合展示室 近・現代
主催 福島県立博物館
料金 常設展料金でご覧になれます。
大人・大学生:280円(220円)※( )内は20名以上の団体、高校生・小中学生:無料
新型コロナウイルスの感染拡大状況により予定に変更が生じることがあります。 展示やイベントの最新状況については、ご来館前に電話でご確認いただくか当館webサイト等をご覧ください。 |