東北初発見!オオミツバマツ

「オオミツバマツの球果化石」(福島県東白川郡塙町産)

 

 

 福島県東白川郡塙町には約1000万年前に海で堆積した地層である久保田層が分布しています。久保田層からは海に生息していた貝類を中心にこれまで多くの化石が発見されていますが、陸上の植物の化石も見つかっています。

 このポイント展では、友の会化石鉱物探検隊の隊員によって発見された、マツの球果(いわゆる松ぼっくり)の化石を紹介します。この化石について国立科学博物館と福島県立博物館で詳しく調べた結果、オオミツバマツという絶滅した種類であることが分かりました。オオミツバマツは東北地方からは初めての発見となります。

 身近なマツの進化を想像しながら、ぜひご覧ください。

 

 

開催概要

期 間  2021年3月26日(金)~4月20日(火)

会 場  部門展示室 自然

主 催  福島県立博物館

料 金  常設展料金でご覧になれます。

     大人・大学生280円(220円)  ※( )内は20名以上の団体

     高校生・小中学生 無料

 


関連行事

ポイント展「東北初発見!オオミツバマツ」ミニ解説会 

講師 猪瀬弘瑛(当館学芸員)
日時 2021年4月18日(日)11:00~11:30
場所 講堂
申込 不要
定員 100名(先着順)
参加費 無料
内容 東北地方で初めて発見されたオオミツバマツについて分かりやすく解説します。

 

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