宇都宮・会津仕置430周年記念③ なるほど!太閤検地

①「大沼郡中津川・くい丸検地帳」表紙(昭和村教育委員会蔵)
②「大沼郡中津川・くい丸検地帳」(昭和村教育委員会蔵)

 

 豊臣秀吉(1537~98)は、天正18(1590)年7月~8月に下野宇都宮(栃木県宇都宮市)、つづいて陸奥会津(福島県会津若松市)に下向し、関東・東北地方の諸大名・国衆を配下に収めるとともに、刀狩や検地などの諸政策を実施しました(宇都宮・会津仕置)。東北地方に対する措置は、とくに「奥羽仕置」とも呼ばれ、これによって秀吉の天下統一が完成し、戦国時代が終わりを告げたといわれます。
 430周年を記念するポイント展の第3弾では、有名な太閤検地をとりあげます。秀吉は、長沼(須賀川市)と黒川(会津若松市)で検地に関する具体的な指示を出し、これを受けて奥羽の各地で検地が開始されました。会津に残された検地帳を展示し、その内容を読み解きながら、太閤検地のしくみや意義を考えます。

 


開催概要

期間  2020年8月22日(土)~ 10月25日(日)

会場  常設展総合展示室 近世

主催  福島県立博物館

料金  常設展料金でご覧になれます。

    大人・大学生:280円(220円)※( )内は20名以上の団体、高校生・小中学生:無料

新型コロナウイルスの感染拡大状況により予定に変更が生じることがあります。
展示やイベントの最新状況については、ご来館前に電話でご確認いただくか当館webサイト等をご覧ください。

関連行事

ポイント展ミニ解説会

講師 高橋充(当館学芸員)
日時 2020年9月11日(金)①11:00~11:30、②13:30~14:00
定員 各回20名
申込方法 8月11日(火)より募集を開始します。定員になり次第受付を終了します。 当館受付カウンターまたは電話(0242-28-6000)でお申し込み下さい。
参加費 無料(展示の観覧には観覧料が必要です)
会場 講堂
内容 講堂で見どころの解説を行います。解説後は展示室で自由に観覧していただきます。
同じ内容を午前・午後に分けて2回行いますので、どちらかにお申し込みください。
備考

※新型コロナウイルスの感染拡大状況により予定が変更になる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

ご参加の際はマスクの着用にご協力ください。当日体調に不安がある場合は参加をご遠慮ください。

・展示をご覧になる際は、観覧料が必要です。

・展示ご観覧の際は、他のお客様と距離を保ち、譲り合ってご覧ください。展示室が混み合う場合には、お声がけさせていただく場合がございます。特に企画展示室は入場制限をしており、入場をお待ちいただく可能性があります。

 

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