チャレンジ!今月の古文書 弥生編

「チャレンジ!今月の古文書」弥生編の出題資料(部分、資料は個人蔵・当館寄託)

 

 1月から始まったポイント展「チャレンジ!今月の古文書」シリーズ。3月までその月に関わる資料を1点ずつ展示します。その名の通り、じっくり字を鑑賞して、くずし字解読に挑戦していただくこのコーナー。あえて詳しい説明は付けていません。
 第3弾となる弥生(3月)編の古文書は、若松城の天守に関する内容です。会津藩が城に常備している武器・武具類を点検した時の記録の一部で、武器蔵でもあった天守の各層にある数量と名称(種類)等が書き上げられています。たくさん出てくる数字の読み方に慣れて、武器・武具類にありそうな名前を想像しながら読んでみてください。
 参勤交代の制度があった近世には、会津で正月を迎えた藩主は4月初めに江戸へ出発することが多く、3月は出発前の準備をしている頃になります。ただし、この記録が作成された背景には、これ以前にあった大きな出来事が、とくに関係していると思われます。それは…。
 古文書の解答と詳しい背景等の解説は、下記のミニ解説会で行います。また解答は、終了後1ヶ月程度エントランスにて配布します。

 

【解答はこちら →】弥生編(PDF形式で開きます)

 

開催概要

期 間  2021年3月2日(火)~4月4日(日)

会 場  展示ロビー

主 催  福島県立博物館

料 金  常設展料金でご覧になれます。

     大人・大学生280円(220円)  ※( )内は20名以上の団体

     高校生・小中学生 無料

 


関連行事

ポイント展「チャレンジ!今月の古文書・弥生編」ミニ解説会 

講師 高橋充(当館学芸員)
日時 2021年3月26日(金)13:30~14:00
場所 講堂
申込 不要
定員 100名(先着順)
参加費 無料
内容 ポイント展で出題した古文書の答え合わせをします。くずし字をスクリーンに拡大投影しながら、分かりやすく解説します。

 

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