ふくしまの焼きもの1
①金彩駒絵御神酒徳利(南相馬市博物館蔵)
②色絵岩菊文土瓶(南相馬市博物館蔵)
③柿釉黒流掛油壷(南相馬市博物館蔵)
④青土瓶(南相馬市博物館蔵)
⑤色絵岩菊文土瓶(南相馬市博物館蔵)
浪江町大堀地区を中心に300年以上にわたり途絶えることなく作り続けられてきた大堀相馬焼。2011年の東日本大震災および福島第一原子力発電所事故を受け全生産者が避難した後も、県内外の移転先で窯の火は受け継がれています。
大堀相馬焼の特徴として、馬の絵や青ひび釉、二重焼が有名ですが、その他にも様々な種類の釉薬や技法が用いられ、人々の生活に寄り添った多様な器が作られてきました。
本展では、江戸時代末~明治時代を中心とする大堀相馬焼の優品を展示するとともに、震災直後の様子やその後の再興など大堀相馬焼の「いま」をご紹介します。
ふくしまの焼きもの1 チラシ(PDFファイルが開きます)
出品目録(PDFファイルが開きます)
開催概要 |
期間 2020年11月14日(土)~2021年1月11日(月・祝)
会場 常設展部門展示室 歴史・美術
主催 福島県立博物館
料金 常設展料金でご覧になれます。
大人・大学生:280円(220円)※( )内は20名以上の団体、高校生・小中学生:無料
新型コロナウイルスの感染拡大状況により予定に変更が生じることがあります。 展示やイベントの最新状況については、ご来館前に電話でご確認いただくか当館webサイトをご覧ください。 |
関連行事 |
美術講座
やさしい焼きもの講座1ー大堀相馬焼の歴史 要申込
講師 | 原 恵理子(当館学芸員) |
日時 | 2020年11月28日(土)13:30~15:00 |
場所 | 講堂 |
申込 | 1ヶ月前(10月28日)より募集を開始します。定員になり次第受付を終了します。 当館受付カウンターまたは電話(0242-28-6000)でお申し込み下さい。 |
定員 | 40名 |
参加費 | 無料 |
内容 | 陶器と磁器の違いは?どうやって作るの?などなど、本講座では焼きものの基本についてやさしく解説するとともに、テーマ展で展示中のふくしまの焼きもの「大堀相馬焼」の歴史についてお話しします。 |
やさしい焼きもの講座2ー大堀相馬焼のいま・これから 申込不要
講師 | 小野田利治さん(大堀相馬焼協同組合理事長) |
日時 | 2020年12月12日(土)13:30~15:00 |
場所 | 講堂 |
申込 | 不要 |
定員 | 100名(先着順) |
参加費 | 無料 |
内容 | 大堀相馬焼窯元の小野田利治さんをお招きして、大堀相馬焼の技術や釉薬の原料について、実物をご覧いただきながらわかりやすくご紹介いただきます。また、東日本大震災による被災とその後の再興についてお聞きします。 |