祈りのふくしま9-祈りの中の動物たち-

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祈りの造形の中には、身近な動物から聖なる動物まで、さまざまな動物が表されています。神聖な場を守護する狛犬はいかめしくもどこかユーモラス。普賢菩薩や文殊菩薩が乗る象や獅子は、ほとけさまの乗り物にふさわしく荘厳され、堂々たる姿です。お釈迦さまの涅槃を悼み集まってきた動物たちの中には、麒麟のような霊獣もいれば、野山の小動物や虫なども描かれ、小さな生き物たちへの優しいまなざしが感じられます。また、長寿や立身出世を寿ぐ造形にも、それぞれの意味を象徴する動物たちが多く表されています。今回の「祈りのふくしま」では、そうした祈りの造形の中で、動物たちがどのような役割を担い表されているか、ご紹介します。ぜひご覧ください。

開催概要

期間  令和7年5月31日(土)~7月21日(月祝
休館  7月21日を除く月曜日 7月1日(火)
会場  常設展 分野別展示室「歴史・美術」
主催  福島県立博物館
料金  常設展料金でご覧になれます。
    大人・大学生:400円(320円)※( )内は20名以上の団体
    高校生以下無料

関連行事

美術放談2「わたしの可愛いひと」

講師 小林めぐみ、塚本麻衣子、原恵理子(当館学芸員)、川延安直(当館専門員)
日時 令和7年7月12日(土)13:30~15:00
場所 講堂
定員 200名(先着)
申込 不要
参加費 無料