けんぱくの宝-会津の絵画 寄贈作品を中心に-

 

 

福島県立博物館美術分野の収蔵品には数多くの寄贈・寄託作品が含まれています。それらは県内の方々から未来へ託された大切な宝物です。

今回のテーマ展「けんぱくの宝-会津の絵画 寄贈作品を中心に-」では、その宝物から昨年福島県指定重要文化財に指定された雪村周継「瀟湘八景図帖」、加藤遠澤「布袋山水図」など令和3年度企画展「会津の絵画」出品作品を中心に展示し、後期には近年御寄贈いただいた会津の商工文化から生まれた近代絵画を含む初公開作品をご紹介します。

御寄贈くださった旧蔵者のみなさまに深く感謝申し上げますとともに末長く会津の文化を継承して参ります。

 

■主な展示作品

【前期】

・雪村周継「瀟湘八景図帖」(当館蔵)

・萩原盤山「金華山・育王山図屏風」(当館蔵)

・佐竹永海・遠藤香村・蒲生羅漢「松竹梅図」(当館蔵)

・加藤遠澤「布袋山水図」(当館蔵)など

【後期】

・遠藤香村「豆州真景図屏風」(当館蔵)

・小川芋銭「虎溪三笑図」(当館蔵)

・小川千甕「帰漁図屏風」(当館蔵)

 

開催概要

期間  令和5年6月17日(土)~令和5年8月27日(日)
    ※前期:6月17日(土)~7月17日(月・祝) 後期:7月19日(水)~8月27日(日)

会場  常設展部門展示室 歴史・美術

主催  福島県立博物館

料金  常設展料金でご覧になれます。

    大人・大学生:280円(220円)※( )内は20名以上の団体

    高校生・小中学生:無料


関連行事

美術講座 美術放談2 「会津の絵画」

講師 小林めぐみ・塚本麻衣子(当館学芸員)、川延安直(当館専門員)
日時 令和5年8月5日(土)13:30~15:00
場所 講堂
定員 200名(先着順・申込不要)
参加費 無料