蒲生氏郷と会津の茶陶

豊臣秀吉による奥羽仕置によって会津を治めることになった蒲生氏郷。本展では文武の才を兼ね備えた大名としての姿と会津時代の事績をご紹介します。氏郷は千利休に茶の湯を学び「利休七哲」の筆頭にあげられる茶人でもありました。利休切腹後、利休の養子で娘婿でもあった千少庵は氏郷のもとに身を寄せました。その後、少庵は徳川家康や氏郷の尽力もあって赦され京に戻り、千家の再興を果たします。本展では表千家不審菴の格別のご協力により、千少庵の肖像画や、「天下一」の称号をあたえられた千家ゆかりの樂家二代常慶が蒲生家との縁で会津に下向したことがわかる文書などを特別展示します。

あわせて、氏郷以降、歴代大名の統治下で若松城下が整備されてゆく中、江戸時代前期より会津藩の奨励をうけ藩窯として発展した会津本郷の茶陶もご覧いただきます。

「蒲生氏郷と会津の茶陶」リーフレット(PDF)

  

開催概要

期間  令和6年10月1日(土)~令和6年10月31日(日)

会場  常設展 分野別展示室「歴史・美術」

主催  福島県立博物館 一般財団法人不審菴

協力  一般社団法人表千家同門会 公益財団法人樂美術館

料金  常設展料金でご覧になれます。
    大人・大学生:280円(220円)※( )内は20名以上の団体
    高校生・小中学生:無料