三島町荒屋敷遺跡を考える-雪国ものづくりJOMON-

福島県立博物館では、近年文化観光推進事業を展開しており、会津若松城跡と城下町そして奥会津地域を紹介する取り組みを行っています。

奥会津のテーマは「雪国ものづくり」で、当館では「雪国ものづくりレストラン つきない」 ・ 「雪国ものづくり広場 なんだべや」を整備し、春と秋には「雪国ものづくりマルシェ」を開催しています。

雪国・会津のものづくりは多岐にわたりますが、漆器や編み組み工芸そしてカラムシ工芸などの天然素材を活かしたものづくりをイメージする方が多いと思います。

私たちが、惹きつけられ、触れていたくなる「ものづくり」、その源流はご存知のとおり「縄文JOMON」にたどりつきます。その縄文のものづくりが、奥会津・三島町の荒屋敷遺跡の湿地の中で約2500年間保存されていました。本展では発掘された展示品から「縄文のものづくり」の特徴を「編み組み」・「木製品」・「樹皮・繊維製品」「漆」から考えてみたいと思います。

  

開催概要

期間  令和5年9月9日(土)~令和5年10月22日(日)

会場  常設展部門展示室 考古

主催  福島県立博物館

料金  常設展料金でご覧になれます。
    大人・大学生:280円(220円)※( )内は20名以上の団体
    高校生・小中学生:無料

    ※9月18日(月・祝)「敬老の日」は、常設展観覧料が無料です。