山川浩と健次郎

 

①山川浩 写真 
②山川健次郎 写真 
③山川家 家族写真
④勲章(勲三等旭日中綬章)
⑤山川健次郎愛用の懐中時計

 

会津藩士の山川家に生まれた浩と健次郎。
兄・浩は戊辰戦争のさなか会津藩の家老として登用され、明治時代は軍人・教育者・政治家へと活躍の場を広げた人物です。
弟・健次郎はアメリカ留学を経て、物理学教授として後進の育成にあたり、のちに東京帝国大学(現東京大学)などの総長を務めた教育者として知られています。

山川兄弟はそれぞれの道で活躍しましたが、2人が協力して完成させた『京都守護職始末』は代表的な業績といえます。
本書は幕末の会津藩を知るうえでは欠かせない文献であり、今日に至るまで読み継がれています。

令和3年(2021)は、山川健次郎没後90年にあたります。
この節目を機会に、本展では山川兄弟の業績をあらためて振り返りたいと思います。
近年新たにご寄託頂いた山川家資料のほか、関連する館蔵資料もあわせて展示します。ぜひご覧ください。

テーマ展「山川浩と健次郎」展示資料リスト(PDF形式で開きます)


開催概要

期間  2021年1月16日(土)~2021年2月28日(日)【前期】~2/5(金)【後期】2/6(土)~
    *会期中に一部展示替があります

会場  常設展部門展示室 歴史・美術

主催  福島県立博物館

料金  常設展料金でご覧になれます。

    大人・大学生:280円(220円)※( )内は20名以上の団体、高校生・小中学生:無料

新型コロナウイルスの感染拡大状況により予定に変更が生じることがあります。
展示やイベントの最新状況については、ご来館前に電話でご確認いただくか当館webサイトをご覧ください。